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Special Interview

Okina Megumi,奥菜恵

お母さんのペットフード「eateat」では、映画や舞台でご活躍しておられる女優の奥菜恵さんにインタビューをさせていただきました。奥菜恵さんは、動物愛好家としてもよく知られています。現在は、2児の娘さんとご主人、そして3匹の猫ちゃんに囲まれて楽しい毎日を送っいらっしゃいます。そんな、愛の溢れるご家庭を築くきっかけになったのは、少女の頃に出会った1匹のワンちゃんとの暮らしが大きく影響しているのかもしれません。

仔犬からもらった愛のタネ

・episode0・仔犬との運命の出会い

わたしは13歳でデビューをしました。毎日が無我夢中で、曜日もわからなくなるくらい忙しい日々を送っていた頃の事です。運命的な出会いがありました。ある日、お仕事で長崎に行ったときのことです。ふと視線を感じて見た先に、一匹の仔犬がいました。まるで私が来ることを心待ちにしていたかのようにジッと見つめてきます。私はその瞳に吸い込まれ、いつしか仔犬と私だけの世界に迷い込んでいました。気づいた時には、私はその仔犬を抱きかかえていたのでした。

仔犬は「チャンポン」と名付けました。長崎で出会ったからです。チャンポンはとてもやさしい子でした。いつもわたしに寄りそい安らぎをくれます。私が、寝る前に今日あったことをおはなしすると、チャンポンは黙って聞いてくれます。つらいことがあった日など、チャンポンに話すことで心が軽くなり、よく眠れました。でも、忙しい日が続くと一緒にいる時間が作れません。それでも、わたしが帰ると、チャンポンはシッポをブンブン振って出迎えてくれました。大喜びではしゃぐチャンポンを抱きかかえると、その小さなカラダからつたわる温もりで、仕事で張りつめたこころがほどけていくのでした。

そんな、チャンポンとの暮らしが11年ほど経ったある日。お散歩の準備をはじめると、いつもならいち早く気配を感じて急かしにくるチャンポンが、なぜか今日は中々ソファから下りてきません。わたしは元気のないチャンポンに、とまどいと不安を感じました。人間と犬とでは時間の過ぎ方がちがいます。そう、いつしかチャンポンは私の年齢を追い越し老いていたのです。しばらくして、お散歩もいけないほど具合が悪くなりました。

そして、看病の甲斐もなく、チャンポンはお星さまになりました。その存在があまりに当たり前だった私は、チャンポンがこころの支えだったことに、失ってはじめて気づいたのです。わたしは、チャンポンからたくさんの「愛」をもらうばかりで、何もお返しできていなかったことを後悔しました。そして、もうペットを飼うことはないだろうと思いました。チャンポン以外の子との生活は考えられなかったからです。

猫たちと過ごす穏やかな日々

・甘えん坊の”まる ・それから年月が経ち、わたしは2児の母になりました。子育てに追われながら、充実した日々を送っています。今日もママチャリでお買い物をしていると、ペットショップの中から、わたしを見つめる視線を感じたのです。
				のぞいてみるとマンチカンの仔猫でした。その瞳に、引き寄せらるようにお店の中へ・・・・。その日から始まったペットショップ通い。でも、なかなか仔猫を飼う決心がつきません。そんなわたしに、仔猫を飼うことを決めさせたのは2人の娘の存在でした。生き物を飼うことで、深い愛情が育まれると思ったからです。それにもう一つ、わたしが母になったこともありました。ペットを飼うことに、少しこころにゆとりができたのかもしれません。
				仔猫の名前は「まる(丸)」。まるは、とても甘えん坊。娘たちも、よくめんどうをみてくれます。幼かった娘たちが、少しお姉さんになったようにみえます。

保護猫だった”りんた”・翌年、保護猫を預かることになりました。その子は、ガリガリに痩せこけていました。わたしは、この小さな命を放っておけません。せめて、里親が見つかるまで預かろうと思ったのです。この子は、とても大人しい猫でした。娘たちに、ぬいぐるみのように抱えられていてもじっとしています。特に、お姉さんにはベッタリ。宿題をするときも、テレビを見るときもいつも一緒です。いつしかまるも、この子を家族の一員としてみとめてくれたようです。この子は「りんた(輪太)」と名づけました。りんたは、とてもカラダの弱い子でした。この夏、風邪をひいて、ぐったりと元気が無くなってしまったのです。「りんたが、かわいそう!」娘たちは、急きょ夏休みの予定を変更し、毎日病院に通って点滴をしてもらうなどの看病をしました。その甲斐もあり、りんたは元気を取り戻しました。

・末っ子の”ルナ・最近、近所で事件が発生しました。立体駐車場の下の方から仔猫の鳴き声が!どうも、迷い子の仔猫が駐車場の地下に落っこちたらしいのです。我が家では、このはなしでもちきりです。「もし、飼い主が現れなかったらお家で飼ってあげようね!」と娘たちはすでに、そんなはなしになっていました。でも、無事仔猫は救出され、飼い主さんのもとに戻っていきました。ところが、いったん盛り上がったみんなの気持ちは収まりません。ほどなくして、3匹目の猫を迎えることになったのです。生後三ヶ月の「ルナ(月)」です。ルナは、甘えん坊のやんちゃ娘。とにかく、わたしから離れません。ごはんの用意をはじめると待ちきれない様子で足元にすり寄ってきます。まだ小さなルナのごはんには、とても気を使います。娘たちの離乳食を思い出しながら、できるだけ手づくりを心がけています。

・ゆっくり育った愛のタネ・わが家の猫ちゃんたちは、家族の絆を大切にするという願いをこめて、ま〜るい「輪」つながりで名前をつけています。家族をたいせつにすることは、わたしにより添って支えてくれたチャンポンから教わったことです。あのときチャンポンからもらうばかりだと思っていた愛情は、いつしかわたしの中でゆっくりと育ち、今度は娘たちへと受け継がれていきます。そんな愛情のタネは、静かに、でも確実に育っていると思います。そんなわが家は、今日も穏やかな一日を過ごしています。

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